島根県隠岐の島町那久
Road Map :西郷から県道44号線を西進し那久から道標に従う。
Route Map:参道入口から5分程で滝に着く。
『日本の滝百選』 落差が大きな滝であるが水量が少なく迫力には欠けていた。
ウィキペディアから
隠岐諸島の島後島(島根県隠岐郡隠岐の島町)にある横尾山を源流とする那久川の滝である。 岩壁に立つ壇鏡神社の両側に落差約40mの
雄滝と雌滝があり、雄滝は滝を裏側から見ることのできる「裏見の滝」となっている。 地元では、長寿の水、勝者(女神)の水、火難防止の水として名が知られており、島の行事に出場する関係者は必ずこの水で清めて行事に臨む慣習が続いている。
壇鏡の滝
隠岐の島の滝は雨後でないと水量が少ないとはネットで知っていたので、昨日の雨に期待はしたが、多くは降らなかった様だ。 今日は晴天になるはずであったが、
黄砂、PM2.5、薄曇りのトリプルパンチでお陽さんが当たらなかったのも敗因だ。
〔071〕壇鏡の滝 (落差50m)
早朝の5時に自宅を出発し、隠岐の島の西郷でレンタカーを借りて昼過ぎには ”壇鏡の滝”を見ることが出来た。メインは滝見であるが、OPとして海岸散策道歩きと隠岐の島最高峰の大満寺山と険しい鷲ヶ峰を登る予定。
だんきょうのたき
参散策時間:約21分
滝からの水が流れている那久川沿いの林道を走ると参道入口に着く。
近くに名水があるのだろか? 日本名水百選と書かれているが、名水を美味しいと思ったことは殆どない。真夏に冷たい清水を飲むと美味しいと思うものだ。
林道終点の駐車場に車を停めて12時14分に参道に入る。
周辺には大きなスギの木が林立していた。
参道を5分程歩くと休息舎の奥に雄滝が見えて来た。
巾広く綺麗に整備された壇鏡神社への参道を歩いて行く。滝水である那久川を見てみると水量が少なく、これでは滝の水量も少ないだろうと早くも諦めムードに陥る。
近くにあった解説板。
壇鏡神社の裏側に流れ落ちる落差40mの段瀑である壇鏡の滝 ”雌滝”
普段から水量が少ないらしく、雨の後でないと水量の多い滝は見られないらしい。
”雌滝”の滝壺。 水量が少ない影響か、滝壺も小さく貧弱、加えて滝壺が洗われずに汚れている。
社殿の裏側からは ”雄滝”の裏側に入ることが出来る。
滝裏に掘られた洞窟には何か祭られていた。
”雄滝”の裏側に入り、滝口側を見上げるが水量が少ないので写真には
捕らえられていない。 この滝水の量では滝飛沫で濡れることは無い。
レンズを滝壺側に向けると滝水を捕らえることが出来た。
水量的には貧弱なものだ。
落差50mの直瀑である壇鏡の滝 ”雄滝” 色んな面で雰囲気は良いのだが、
水量が少ないのが最大の欠点だ。 水量が少ない為に滝水は滝壺まで届いていない。
裏見している時には飛沫が飛んで来なかったが、滝壺に立つと飛沫が風に乗って飛んで来る。
日本の滝百選としてはがっかりであったが、大雨のあくる日なら豹変するのかも知れない。 参道と平行した那久川はナメとなって流れていた。
21分程で駐車場に戻り散策を終える。 レンタカーはスズキの
”ラパン”であるが、余りの非力に相棒は怒りを爆発させていた。
久し振りにベタ踏みでも走らないの言葉を聞いた。
'16年隠岐の島の観光